人材採用の重要性を説く

総合広告代理店の

採用担当者として考えること

金井麻未 Asami Kanai

管理部 経営企画
2018年4月新卒入社

【Profile】
高崎経済大学卒業。
高崎本社にて1年間営業を経験した後、経営企画に異動。人事・採用担当者として自社採用に取り組む日々。
2021年に、国家資格「キャリアコンサルタント」を取得。
ミスユニバース2018群馬代表として活躍した経歴を持つ。


―経営企画の中で、金井さんが担当している業務を教えてください。

私が担当するのは、自社の人事・採用業務です。新卒・中途問わず応募者の対応をするほか、求人広告の掲載手配、インターンシップや説明会の企画・実施、入社式や研修のスケジュール調整、入社後の社員フォローなど様々な業務を担当しています。応募してくださる方々との関わりはもちろんですが、「現場が今どんな人を求めているのか」リアルな声を大切にするために、社内の仲間とも積極的に関わるようにしています。

―採用活動には社員の声も活かされているんですね。

入社までの間、応募者を対応するのは私ですが、入社後は私ではなく配属部署の仲間と過ごす時間がほとんどになります。私自身が、現場のリアルな状況や、社員の様子を知っておくことで、入社する人により入社後にギャップのない対応ができると思っています。また、会社がどんな人を必要としていて、社員がどんな人と「一緒に働きたい」と思っているか、双方を理解しておくことが重要だと思っています。どんな人を採用するか、そしてその人がどう考え行動するかで、職場の環境は変わります。つまり、採用した人によって会社の未来が大きく左右されるんです。フレックスのコーポレートスローガンは、『人で変わる 人が変える 会社の未来』。組織における「人の価値」を地域の企業に啓発している会社の採用担当者だからこそ、人材採用の大切さを誰よりも理解し、伝わるよう言語化し、仲間にも応募者にも伝えていかなければならないと思っています。

伝えるために、何か取り組んだことはありますか?

採用活動に携わり約2年半経ったころ、国家資格「キャリアコンサルタント」を取得しました。資格取得を考えた理由は、就職活動、転職活動という正解がないものに対し、学生や応募者と会話する中で、自分の経験値だけではなく、”働く”ということに対して理解を深めておきたいと思ったから。勉強し知識をつけることで、提供できる情報の幅が広がります。また、資格があれば合同企業説明会や大学でセミナー講師を担当することができるので、学生と出会う機会も増えると考えました。資格を取ることで自分に自信がつき、採用担当者としての可能性を広げることができたと感じています。ただ、資格を取って満足するのではなく、大切なのは”私”という人間の人間性を成長させていくこと。これからもフレックスで様々な経験を通し、成長し続けていきたいですね。

―自分の想いや課題に向かってまっすぐ進む金井さん。今後はどのような目標があるのでしょうか。

変わらず、人の採用やキャリア形成に関わる仕事の最前線で活躍し続けたいと思っています。学生の動きや雇用動向、社内環境は日々変動するもの。最新の情勢・状況を把握し、“フレックスの窓口”として正しい情報を持って応募者を迎えたいと思っています。それから資格を活かして、応募者はもちろん、進路に悩む学生や転職者へ向けた“働く”ことについて考える場をつくりたいですね。

―働くことについて考える、ですか?

そうです!自分自身の経験から、そういった場を作りたいと思いました。入社した当初、私は“働く”ということに対して、ポジティブな印象を持っていませんでした。「働くって、辛そう…。社会人って苦しそう」と感じていたのです。今思うと、世の中にはそういったイメージになるような話が多いのだと思います。しかし、フレックスの仲間たちは「働くって面白いよ、楽しいよ」という人が多い。なぜだろうとずっと思っていましたが、その違いは目の前の物事の差ではなく、捉え方の差だと気づきました。自分自身は“働く”を通して、何を実現させようとしているのか、何を学ぼうとしているのか。自分自身と向き合い、“働く”を楽しむ。そんな意識を持つことで、自分自身の人生も豊かになっていくと思うんです。キャリアに迷う皆さんに対しても“働く”について考える場をつくることで、自分の未来にワクワクしてほしいと思っています。私自身、まだまだ未熟な点も多いですが、社内外に対して影響力のある人間になれるよう、これからも全力で走っていきます!